耳つぼシールの種類と貼り方とは?特徴やポイント・注意点を解説
耳にはつぼが350個ほどあると言われており、耳つぼを刺激することで、さまざまな体質改善効果が期待できます。耳つぼを刺激する方法は、耳つぼシールを貼る方法と、人差し指と親指で刺激する方法の2通りです。耳つぼシールを貼るだけで、常につぼを刺激し続けられるため、より手軽に効果が得られると考えられています。
この記事では、耳つぼダイエットを行いたい方向けに、耳つぼシールがおすすめな人や種類・貼る方法など詳しく解説します。
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耳つぼシールとは?
耳つぼシールとは、耳つぼを刺激するために耳に貼るアイテムです。貼るだけで耳つぼを刺激し続けてくれるため、簡単に耳つぼダイエットを取り入れることができます。
耳つぼを刺激することで期待できる効果
耳にはつぼが350個ほどあるといわれており、悩みへアプローチできるつぼを刺激することで、さまざまな効果が見込めるでしょう。
ストレスの緩和や食欲を正常な状態に戻す効果が期待できる「神門」や、食欲の抑制に働きかけてくれる「飢点」など、ダイエットのサポートになるつぼが耳に多く集まっています。また、ダイエット以外にも、目の疲れを緩和する「眼」やフェイスラインをすっきりさせる「フェイスライン」などのつぼは、耳つぼシールが貼りやすい耳たぶにあり、疲れや美容にも効果が見込めるでしょう。
目的に合わせた正しいつぼを刺激することで、ダイエットや美容などに繋がるメリットがあります。
耳つぼシールの特徴
耳つぼシールはほとんど痛みを感じないのが特徴です。まれに痛みを感じる人もいるため、その場合には中止するか貼る位置を変えて試してみましょう。
水に強いため、海やプール・入浴中など濡れることがあっても使用可能です。一度付けたら数日は外す必要がないことから、常に耳つぼを刺激し続けられ、簡単に耳つぼダイエットを行えます。目立ちにくいタイプからピアスに見えるおしゃれなものまで多くの種類があり、気分によってシールを選べるのも魅力です。
耳つぼシールがおすすめな人
耳つぼシールは貼るだけで耳つぼを刺激してくれるため、こまめにマッサージするのが苦手だったり、力加減がわからなかったりする人におすすめです。
耳つぼを自分で刺激するには人差し指と親指で刺激する方法もあります。しかし、耳つぼシールは常に耳つぼを刺激し続けてくれるため、貼った後に自分自身で刺激する必要がなく、指で耳つぼを押すよりもより手軽に行える方法です。
耳つぼシールの種類
耳つぼシールには、以下の2種類があります。
- 粒タイプ
- ジュエリータイプ
それぞれの種類について解説します。
粒タイプ
粒タイプは、チタン・ジルコンファインなどの小さな金属の粒やセラミックが透明のシールについている耳つぼシールです。粒とシールが別になっているものもあります。粒タイプは目立ちにくく、ジュエリータイプよりも安価なことが特徴です。粒とシールが別のものは、耳の中に粒が入ってしまう可能性を避けるため、貼るときには注意しましょう。
安価に試したい方や、あまり目立たせたくない方には粒タイプがおすすめです。
ジュエリータイプ
ジュエリータイプは、粒タイプの表面にスワロフスキーなどがついている耳つぼシールです。ガラス製やアクリルストーン・パールなど、さまざまな種類や価格帯から選ぶことができ、ピアスのようにつけられます。耳つぼを刺激しながらおしゃれを楽しみたい場合には、ジュエリータイプがおすすめです。また、耳の中側は目立ちにくい粒タイプ・外側はジュエリータイプなどと併用するのも良いでしょう。
耳つぼシールの貼り方
耳つぼシールの貼り方を紹介します。
耳つぼシールを貼る前の下準備
貼る前に下準備を行いましょう。シャンプーやコンディショナーなどの洗い残しや、皮脂汚れがあるとシールがはがれやすくなるため、耳をしっかりと拭きます。手を洗って手指を清潔にし、シールを貼る際に髪が邪魔にならないように、顔周りをピンなどで留めるか、しっかりと結びましょう。
耳つぼシールを貼る方法
耳つぼシールの貼り方を解説します。
- 刺激するつぼを選びます。綿棒やつまようじの裏側でつぼを軽く押して痛みがあるつぼを探し、つぼを選定しましょう。
- つぼを確認してピンセットを使い、シールを貼ります。シールと粒が別の場合には、粒をつぼに当て、上からシールを貼りましょう。シールと耳の間の空気を抜くようにしっかりと密着させ、シールが剥がれないことを確認します。
- 人差し指と親指でシールの上から耳をつまむようにして、気持ち良い程度に圧迫しましょう。1日3~4回程度を1分ほど指で押すのがおすすめです。
- 4~5日経ったらシールを外し、反対の耳も同様に貼ります。
片耳ずつ行い、数日後にシールを剥がした後、反対の耳に貼り変えましょう。接着面に手を触れてしまうと、剝がれやすくなるためピンセットを使って貼るのがおすすめです。
耳つぼシール使用のポイント
使用する際のポイントは以下の通りです。
- 正確なつぼの位置を把握する
- 貼ったままにしない
- シールの上から刺激する
それぞれ解説します。
正確なつぼの位置を把握する
耳つぼシールは小さな粒でピンポイントにつぼを刺激するアイテムです。そのため、少しでも位置を間違えてしまうと、期待した効果が得られないかもしれません。耳つぼは人によって位置が異なるため、正確なつぼかどうか不安な場合には、プロに相談し、正確な位置を教えてもらうのもおすすめです。
貼ったままにしない
身体がつぼの刺激に慣れてしまうため、同じ位置に貼ったままにするのは控えましょう。数日おきに、左右交互に行うことが大切です。
シールの上から刺激する
貼るだけでつぼを刺激してくれますが、1日に数回、シールの上から耳つぼを押すと良いでしょう。1日3~4回を1分程度がおすすめですが、気が向いたときに刺激してみて下さい。
耳つぼシールを使用するときの注意点
耳つぼシールは耳つぼを刺激できる便利なアイテムですが、下記のような注意点が存在します。
- アレルギーやかぶれに注意する
- 使用期間を守る
- 購入前にチェックする
耳つぼシールの注意点について解説します。
アレルギーやかぶれに注意する
耳つぼシールには金属やシールが使用されています。金属アレルギーがある方や皮膚が弱い方・耳に傷やかぶれなどの異常がある方は使用を控えるか、担当の医師に相談しましょう。また、使用前に問題がない場合でも、使用中にかぶれや腫れが表れる可能性があるため、注意が必要です。
使用期間を守る
一度貼ると数日間貼り続けますが、衛生上、購入したシールの使用期間を守りましょう。皮脂や埃が溜まってしまうと不衛生です。また、アレルギーがない方でも長期間貼ったままにしているとアレルギー反応が出てしまう可能性も考えられます。
購入前にチェックする
耳つぼシールに使用されるシールにはほとんどが医療用が使われていますが、安価な物はそうでない場合があるため、購入前にかぶれにくい素材やアレルギーの確認をして下さい。
耳つぼシールで手軽に耳つぼを日常生活に取り入れましょう
耳つぼシールは、耳つぼに貼りつけるだけで多くの効果が期待できます。耳には多くのつぼがあるため、自身の悩みに合わせてつぼを選びましょう。種類が多くおしゃれにもなるため、使用方法をしっかりと守って、耳つぼシールを手軽に日常生活に取り入れてみて下さい。